アバター遊び 源氏を彩る女たち③
さて、話は前後致しますが、源氏17歳の時に結ばれた「夕顔」。
もともと源氏の親友 頭中将(とうのちゅうじょう)の側室で、一女(玉鬘)を儲けるが、本妻の嫉妬を恐れ身を隠していた時に、源氏と知り合い結ばれる。
儚く可燐な風情で、逢瀬の度に身を委ね頼りきった様が源氏の心を魅了してしまう。
ある逢引きの深夜に女の霊が現れて恨み言を言うという怪異にあい、夕顔はそのまま人事不省に陥り、明け方に亡くなってしまう。
女の霊は六条御息所と言われてますが不明です。
なんとなく儚げな感じに見えますか?
六条の御息所 (ろくじょうのみやすどころ)

大臣の娘として生まれ、東宮妃になり、一女を儲ける。東宮と死別後、源氏と恋愛の陥る。源氏よりもかなり年嵩であると思われる。
この方は源氏物語では何度か生霊、死霊として書かれている。最初は本人は気がつかないのだが、ある時自分が生霊として彷徨っていることを薄々感じ取ってしまう。 激しい妬心から自制のきかなくなった魂が生霊となり、仇をなすものに取り付くのだが、きっかけは加茂祭(葵祭)の時に源氏の正室 葵の上(あおいのうえ)方の下人に恥辱的な扱いを受けたことで、生霊となって妊娠中の葵の上を悩ませる。難産の末に葵の上は出産するが、産後すぐになくなってしまう。
六条の御息所は自身の妬心が招いた重大な結果の恐ろしさに罪の意識を感じ、また源氏の愛を完全に失ったことを悟り、斎宮になった娘について伊勢へ下る。
6年後、代替わりで斎宮の任期が終わると京に戻ってくるが、出家してその後病没。
歿後も死霊として何度か登場するが、この方は身分も高く美貌で教養もあり、プライドも高い貴婦人なのだけど、嫉妬心のお化けみたいな描かれ方をしてちょっとかわいそうな気もします。
葵の上(あおいのうえ)

源氏の正室。頭の中将と同腹のきょうだい(どちらが上かははっきりしない) 母は桐壺帝の妹なので源氏の従姉(葵上が4歳年上)あたる。
夫婦仲はあまり良いとは言えず、よそよそしい妻であったようだ。結婚10年後に懐妊というから源氏12歳、葵の上16歳で結婚したことになる。
葵の上は8月中旬に「夕霧」出産後、すぐに亡くなってしまう。
前記の六条の御息所の生霊に祟られたせいで、苦しんで死んだとされる。
昔は本当に生霊だの死霊だので物語が成り立ってたんですね。
夜が暗いと本当に亡霊が出てくるような気がするものね。
今じゃありえないよね。電気というものができてから霊の存在が希薄になったのね。
今日はここまで・・・














